漏水調査の種類を紹介【漏水調査の基本知識】
2024/11/20
こんにちは!富山全域で漏水調査や防水工事など水道工事サービスを展開しております「株式会社川原設備」です。水漏れ修理から配管の新設、さらには改修工事まで一貫して水回りのトラブルを解決しております。
「最近、水道料金が高くなった」「壁や床に湿った跡がある」「庭や駐車場に消えない水たまりができている」など、日常生活で違和感を感じた場合は、放置せず漏水調査を行うことで被害を最小限に留めることができます。そこでこの記事では、漏水調査の基本から調査方法まで詳しく紹介します!
目次
漏水の調査種類
〇音聴調査
音聴調査は、音聴器を使用して水漏れ音を検知する方法です。配管の内部音を調査することで、正確な漏水箇所の特定ができます。
〇トレーサガス
トレーサガスは、漏水箇所にガスを流し、検知器で漏れたガスを探す方法です。見えない箇所での漏水にも対応できるため、地中に埋まっている配管など視覚的確認が難しい箇所で活用されます。
〇地中レーダ法
地中レーダ法は、電磁波を送信し、反射波を解析して漏水箇所を特定する方法です。地中を壊さずに異常を確認できるため効率的に進めることができます。
〇相関調査
相関調査は、振動データを解析して漏水箇所を特定する方法です。調査範囲が広くても効率的に調査を行うことができます。
漏水が発生する原因
〇配管の劣化や破損
長年使用された配管は、老朽化による劣化や外部からの圧力で破損することがあります。配管は経年劣化するため、耐久年数を超えると亀裂や穴が発生します。また、地中に埋められている配管は、重機など地上からの圧力が加わると破損することがあります。
〇自然が与える影響
地震や台風などの自然災害は、配管にダメージを与える場合があります。強い揺れや地形の変化により配管がずれたり、接続部分が緩まることがあります。また、建物による地盤沈下や、地中の水分が失われることで、地盤が緩む現象が発生します。地盤が沈下すると配管に力が加わり、亀裂や破損が生じます。さらに、気温によっても影響され、冬場には配管内の水が凍結すると膨張圧によって破損する場合もあります。
漏水が発生しているサイン
〇水道使用量の急増
毎月の水道料金が一定だったのにある日突然、水道料金が高くなった場合は漏水が疑われます。
〇壁や床の湿り気
壁や床に湿った跡が現れたり、カビが発生している場合は漏水を疑いましょう。壁紙が剥がれたり、変色、湿っている感覚がある場合は怪しいです。また、湿気が溜まることで異臭がする場合があります。
〇壁や駐車場の水たまり
雨が降っていないのに、庭や駐車場に水たまりができている場合は、漏水が原因になってる可能性があります。地面が常に濡れていたり、芝生の一部が枯れるなどの異常がみられる場合は、注意が必要です。
〇音が聞こえる
蛇口を閉めていても、配管から「シュー」といったような音が聞こえる場合は、配管に不具合が生じている可能性が高いです。
〇水圧の低下
水道の水圧が低下した場合も漏水の可能性が考えられます。シャワーの水圧が弱くなったり、蛇口から出る水がチョロチョロしか出なくなったりした場合は、漏水によって水の量が確保できていないことが推測できます。
漏水の予防策
〇定期点検を行う
専門業者による定期的な配管チェックは、漏水の早期発見と予防につながります。年に1回、業者に依頼し、検査を行ってもらうと安心です。とくに築年数が古い建物や、配管の耐用年数が近い場合は要確認です。
〇日常的なセルフチェック
普段から自分で水道メーターや配管周りを確認することで、異常を早期発見することができます。使用していない時間帯にメーターが動いていないかの確認や、異常箇所のチェックをすると良いでしょう。
まとめ
漏水は早期発見と適切な対策が重要です。漏水調査にはさまざまな方法があり、状況に応じて適切な方法で調査を行います。漏水は劣化や自然災害などにより発生し、見つけることも難しいため、少しの違和感や異常を見逃さないことが大切です。セルフチャックやプロによる定期点検を行うことで、トラブルを防ぐことができます。
----------------------------------------------------------------------
株式会社川原設備
富山県射水市戸破1224-4
電話番号 : 0766-73-3862
FAX番号 : 0766-75-6323
----------------------------------------------------------------------