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【音聴漏水調査】本当に音だけで特定できる?

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【音聴漏水調査】
本当に音だけで特定できる?

【音聴漏水調査】本当に音だけで特定できる?

2024/11/22

こんにちは!富山全域で漏水調査や防水工事など水道工事サービスを展開しております「株式会社川原設備」です。水漏れ修理から配管の新設、さらには改修工事まで一貫して水回りのトラブルを解決しております。

「水道料金が急に高くなった」「壁や床から音が聞こえる」といった状況に直面していませんか?これらは、漏水のサインかもしれません。音聴漏水調査は、こうした問題を解決するために長年使われてきた方法になります。この記事では、音聴調査の流れやメリット、デメリットを詳しく解説します!この記事を読むことで、音聴調査のしくみが理解できるでしょう!

音聴調査とは?

音聴調査のしくみと時代背景

配管内の漏水は、圧力によって特有の音が発生します。この音を検知して、漏水箇所を特定する方法が音聴調査となります。長い間漏水調査の基本として活用されてきました。当初は音聴棒を用いて、配管から発生する漏水音を人の感覚で聞き分けていましたが技術が進化し、電子音聴器などのデジタル技術が加わり、検知が難しい小さな漏水箇所も特定できるようになっています。音聴以外にも漏水調査方法が発展し、他の調査法と併用して使われる場合もあります。

音聴調査の道具

音聴調査は専用機器を使い、音を聞き分けて行います。漏水箇所では「シュー」という音が聞こえることが多く、その音により位置を特定します。

音聴棒:地表に接触させて、漏水音を直接拾う道具です。

電子音聴器:音を幅を増やし、小さな音も検知することができます。

地中マイク:埋設管の深い箇所でも音を確認することができます。

音聴調査の手順

1.現場確認:配管の設置図面や漏水の兆候を確認し、調査対象範囲を特定します。

2.機器の準備:音聴棒や電子音聴器、地中マイクなど適切な機器を選定して準備します。

3.音の検知作業:調査対応範囲を移動しながら、漏水音の有無を確認します。

4.漏水箇所の特定:音の強弱や周波数を比較し、漏水箇所を特定します。

5.報告と対策:漏水箇所の位置や状況を記録し、適切な修理方法や対応策を提案します。

音聴調査のメリット

〇比較的手軽に使用できる

音聴調査は、特殊な準備が必要なく、調査機器も手軽に使用できるため、効率よく作業を進められます。大掛かりな機器を使う方法よりもコストを抑えることができます。

〇あらゆる場所で対応可能

音聴調査は、配管環境に柔軟に対応できるのが特徴です。音が配管から地表まで伝わる性質を利用しているため、アスファルトやコンクリートなどさまざまな素材に対応できます。

音聴調査のデメリット

〇周囲の環境に影響を受けやすい

音聴調査は、周囲の騒音に影響を受けやすいという弱点があります。漏水音は他の音に紛れると聞き取りにくくなります。車の走行音や風が強い環境では、調査の難易度が高まります。そのため、時間帯を考慮して調査が行われます。

〇特殊な状況では不向き

埋設が深い配管や特殊な構造の配管では、音聴調査が適切ではない場合があります。音が地表まで届きにくい環境では、漏水箇所の特定に時間がかかったり、正確性が低下する可能性があります。

まとめ

音聴調査は、古くから使われており、現在でも幅広く利用されている方法です。配管内の漏水音を検知し、その発生箇所を特定するしくみになっています。専用の道具を使用し、コストを抑えながら迅速に調査が行えるというメリットがあります。しかし、雑音など周囲の影響を受けやすいという注意点がありますが、時間帯などを調整することで問題なく行えるようになる場合もあります。音聴調査を適切な場面で活用することで、トラブルを効率的に解決することができます!

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