漏水調査はトレーサーガス式一択!音聴調査との違いとは?
2024/11/26
こんにちは!富山全域で漏水調査や防水工事など水道工事サービスを展開しております「株式会社川原設備」です。水漏れ修理から配管の新設、さらには改修工事まで一貫して水回りのトラブルを解決しております。
漏水箇所が特定できずにお困りではありませんか?早期発見が難しい漏水問題は、水道代の増加や建物の劣化を促進させます。そんなお悩みを解決する最新技術が「トレーサーガス式漏水調査」です。この記事では、従来の音聴調査とは何が異なるのか、トレーサーガス式と音聴式の調査方法の違いを紹介します!
目次
トレーサーガス式調査の特徴
トレーサーガス式漏水調査とは
トレーサーガス式とは、配管内に水素ガスを入れ、漏水箇所を特定する調査方法です。ガスは空気よりも軽く、微細な隙間からも浮き出るため、音聴調査では見つけにくい漏水も特定することができます。建物の構造に左右されにくいため、地中な壁の中など、目に見えない箇所でも正確な検出に優れています。
メリット①:高精度
トレーサーガスは非常に細かいため、小さな隙間からも浮き出る特性を持っています。このため、目視や音聴調査では発見が難しい小さな漏水でもピンポイントで特定できます。特に、埋設管や老朽化した配管の微少な亀裂でも、高い精度で把握できます。
メリット②:適応範囲が広い
地中や壁の内側など、目視や接触できない環境でも効果を発揮します。音聴調査が得意とする金属管以外にも、プラスチック管・銅管・塩ビ管・ポリ管などすべての管種に対応しています。そのため、アクセスが難しい場所などさまざまな環境で利用できます。
メリット③:迅速な調査
トレーサーガスは、ガスを生成して探知機で感知するだけのシンプルなプロセスで検出が完了します。調査時間約10分で漏水箇所を検出できるため、音聴調査よりも時間を大幅に短縮できます。音聴調査は音と強弱を細かく聞き分け、試行錯誤をする必要があります。調査の効率化や緊急性の高い調査に適しています。
メリット④:非破壊調査
配管や建物の構造を破壊することなく調査できる方法になります。これにより、床を掘削する作業は必要なく、建物をそのままの状態で維持しながら、漏水箇所を特定でき、修復にかかる時間や費用を削減できます。
音聴調査の特徴
音聴調査とは?
音聴調査は、漏水箇所から発生する水音を専用の音響機器で探す方法です。配管内の水が漏れる際の音の変化を利用するため、職人技術が必要になります。
メリット①:簡易調査
音聴調査は、ガスや精密機器を必要としないため、音聴棒で行える手軽な方法になります。調査前の準備工程が不要なため、すぐに作業を開始できる点が魅力です。
メリット②:即応性
機器を配管や地面に当てて漏水音を確認するだけのシンプルな手法のため、スピーディーに作業を進めることができます。小規模な漏水であれば、短時間で漏水箇所を特定でき、緊急性の高いトラブルを対応できます。
トレーサーガスと音聴の違い
比較ポイントを紹介します!
項目 | トレーサーガス式 | 音聴式 |
---|---|---|
精度 | 非常に高い | 普通 |
適応範囲 | 目に見えない配管も可能 | 音が届く範囲に限定 |
調査スピード | 短時間で完了 | 長時間かかる場合あり |
どちらを選ぶべきか?
〇正確性と効率性→トレーサーガス式
埋設管や壁内など、漏水箇所が特定しにくい状況では特に有効です。
〇簡易的な調査→音聴調査
ピンポイントでの特定が難しいですが、おおよその箇所を特定することはできるため、簡易的な調査であれば向いています。
まとめ
漏水調査は、精度や効率性を重視するなら「トレーサーガス式」が最適です。簡易的な調査であれば音聴調査が向いています。それぞれの特性を理解し、状況に合った調査方法を選ぶことで、効率的に解決できるでしょう!トレーサーガスを使用できる業者を選ぶと、より高精度な調査方法が可能です。漏水調査は、トレーサーガス式調査ができる川原設備にお任せください!
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