配水管・排水管・給水管の違いを徹底解説!知っておくべき基礎知識
2024/11/28
こんにちは!富山全域で漏水調査や防水工事など水道工事サービスを展開しております「株式会社川原設備」です。水漏れ修理から配管の新設、さらには改修工事まで一貫して水回りのトラブルを解決しております。
水回りのトラブルで困った経験はありませんか?排水管や配水管、給水管の違いを知らないと、適切な対処が難しくなります。そこでこの記事では、それぞれの配管の役割や特徴、違いについて詳しく紹介します!
目次
普段使用している水の流れ
水が使えるようになるまでの流れ
家庭に水が届くには、まず水源から取り出された水が浄水場へ運ばれます。ここで異物除去や消毒などの処理を経て、安全な飲料水に生まれ変わります。浄水された水は、配水ポンプや水道管を通じて地域全体に供給され、家庭の給水管を通じて蛇口まで届きます。定期的な点検や維持管理が行われ、問題なく使用できるようになっています。
水を使用してからの流れ
家庭で使用された水は、排水管を通じて下水道へ運ばれます。この水は、生活排水や汚水として分類され、さらに雨水と分けられることもあります。下水道に流れた水は、下水処理場に送られます。処理場では、水中の汚れを分解・除去し、環境に悪影響を及ぼさない状態にし、川や海に放流します。地域によりますが、処理済みの水が再利用され、農業や工業用水に利用される場合もあります。
配管種類
〇排水管:水を排出するための管
排水管とは、使用した水を排出するための配管です。排水管は、家庭や施設で使用された水を集めて、下水道や浄水槽に排出する際に使われているものです。キッチン、トイレ、浴室、洗面所などの使用済みの汚水を排出します。
〇配水管:地域全体に水を供給するための管
排水管は、排水管とは反対に浄水場で処理された水を地域全体に供給する大規模な管です。浄水場から各家庭や施設へ水を供給するための役割を担います。そのため、排水管に問題が生じると地域全体が断水する可能性があるため重要なインフラの一部となっています。
〇給水管:建物に水を供給するための管
給水管は、浄水道管から個別の建物へと水を供給する管です。最も身近な配管であり、キッチンや浴室、トイレなどの直接つながる部分になります。配水管からの水を届ける最終段階の配管になります。
〇上水道管:分岐したものが給水管に流す管
上水道管は、飲料に適した水を供給するために配管で、衛生的な管理が行われています。安全性が確保されており、浄水場から直接つながっている管です。
〇下水道管:排水管から流れてきたものを運ぶ管
下水道管は、家庭や施設からの汚水や雨水を処理場に運ぶための管です。環境保護と衛生を守るために重要な役割を担います。
配管の違い
〇排水管・配水管・給水管の違い
排水管、配水管、給水管にはそれぞれ異なる役割があります。
・排水管:使用後の水を排出する管
・配水管:浄水場から地域全体へ水を供給する管
・供給管:配水管から建物内部へ水を運ぶ管
上水道管→配水管→給水管→「使用する」→排水管→下水道管の順に水が流れています。
まとめ
上記で配管種類についてご紹介しました。それぞれ役割と特徴が異なりますが、連携して私たちの生活を支えています。浄水場から上水道管→配水管を経由し、地域全体に水を運び給水管が個別に水を届けています。使用した水は、排水管を通じて下水道管に流れ込み、下水処理場で環境に適した状態に処理されます。これらの配管の違いを理解することで、トラブル発生時に適切な対応ができるようになります。しかし、判断が難しい場合もあるため、川原設備までお気軽にお問合せください!
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