埋設配管の漏水調査で見逃しゼロ！地中検出の難易度

こんにちは！富山全域で漏水調査や防水工事など水道工事サービスを展開しております「株式会社川原設備」です。水漏れ修理から配管の新設、さらには改修工事まで一貫して水回りのトラブルを解決しております。

「水道代が急に増えた」「地面がずっと湿っている」そんなお悩みはありませんか？埋設配管の漏水は見つけるのが難しく、放置すれば大規模な被害を招くことになります。この記事では、埋設配管が日常生活にどのように関わっているのかや最適な調査方法を解説します！

埋設配管は、その名の通り地中に埋められている配管のことです。見えない場所で私たちの生活に必要な水を供給したり排水したりする重要な役割を果たしています。その埋設箇所と水の行先を解説します。

埋設配管は、住宅やビルに供給される生活用水を運ぶ役割を担っています。建物の敷地内、道路の下、庭や駐車場の下など、地面の下に存在しています。台所や浴室、洗面所や洗濯機などでも使う、生活に欠かせない水の供給をしてくれます。さらに、水を供給するだけでなく、別の配管を通じて使用後の排水を流す役割もあります。キッチン、浴室、トイレの使用した水を下水道へつなぎます。その他にも、生活用水以外の特殊な水の供給でも活躍します。具体的には庭の散水設備、消防用水、工業用水で活用しています。

埋設配管が正常に機能していないと私たちの生活に次のような影響が出ます。

・供給水が不足：水の利用が制限され、生活に支障が出ます。

・排水トラブル：つまりや逆流により悪臭や不衛生な状況を引き起こします。

・環境被害：漏水が地盤沈下や水道代の増加を発生させます。

埋設配管には複数の種類があり、配管の材質や設置環境によって、耐久性が異なるため正しい選択が重要です。主な埋設配管の種類について紹介します。

ポリエチレン管は、軽量で柔軟性があり耐久性に優れているのが特徴です。配管の設置が簡単で、腐食や薬品にも強く長期間の使用に適しています。また、寒冷地でも凍結による破損を防げる特徴があります。しかし、火に弱く高温環境では変形するリスクがあるため注意が必要です。

鋳鉄管は聞き馴染みがないですが、頑丈で耐久性が高く、大規模なシステムや公共施設で採用されています。しかし、腐食しやすいのが欠点で長期間使用すると錆が蓄積し、多方面に悪影響を与える可能性があります。また、重量があるため設置の難易度も高まります。

塩化ビニル管は、軽量で扱いやすく、低コストで利用できるため住宅や小規模施設で使用されていることが多いです。腐食や薬品に強く、水や化学物質を通す目的での使用に向いています。しかし、衝撃や紫外線に弱いため屋外での使用は不向きです。

ステンレスは錆びにくく耐久性が高いため、衛生面が重要視される食品や医療施設で利用されています。高温にも強く、見た目も優れているため屋外での設置も可能です。初期費用が大きくなりがちですが、長期的に見ると費用対効果が期待できます。

トレーサーガス式調査は、埋設配管の漏水調査において非常に高い精度を発揮します。配管内にガスを入れ、漏水箇所から浮上するガスを探知機で検出します。地下深い場所でも正確に漏水箇所を特定でき、微少な漏れにも対応できます。また、騒音や振動が多い環境でも効果が劣らず、地面を掘り起こさないでも調査が可能です。

埋設配管は、私たちの生活用水を供給、排水を行う役割を果たし快適な生活を送るうえで欠かせない存在です。埋設配管に問題が生じると日常生活にあらゆる問題が発生するため、問題がないかを定期的に調査する必要があります。埋設された配管の漏水調査は、トレーサーガス式調査が最適で、地中深い漏水でも問題なく特定できます。