給水装置はどこからどこまで?基礎知識を解説!
2024/12/26
こんにちは!富山全域で漏水調査や防水工事など水道工事サービスを展開しております「株式会社川原設備」です。水漏れ修理から配管の新設、さらには改修工事まで一貫して水回りのトラブルを解決しております。
「急に水道料金が上がった」「水漏れしている気がするけど、どこに連絡すべきなのか」こんな悩みを抱えていませんか?水道トラブルが発生した場合、問題箇所が「給水装置」にあるのか、別の場所なのかを理解することが重要です。この記事では、「給水装置とは何か」という基本から水道メーターとの関係性、水道局の役割まで詳しく解説します!
給水装置とは
〇給水装置の定義
給水装置とは配水管から分岐し、個別の建物に水を供給するための設備です。安全で清潔な水を各家庭に届けるための重要な役割を担っています。配水管から引き込む管や接続部分、バルブ、止水栓、水道メーターなどが含まれます。水道メーターを通じて使用量を測定し、水道料金の算出に使用されます。給水装置の管理は基本的に所有者にあります。漏水や不具合が発生した場合、修理費用は所有者が負担することが一般的です。
給水装置に含まれるもの
〇給水管
配水管から各家庭に水を引き込むための管です。この部分は自治体が管理する排水管と繋がっており、所有者の敷地内に設置されることが多いです。給水管は地中に埋設されていることが多いため、破損や劣化が発見しにくい部分になります。漏水の兆候がある場合はすぐに業者に確認してもらいましょう。
〇止水栓
給水管の中間に設置され、水の供給を一時的に止めるために使用されます。漏水や修理が必要な際に、建物全体に水を止めることができるため重要です。地上にはハンドルや蓋があることが一般的です。操作が簡単な構造になっていますが、長期間使用していないと錆びついたり硬くなったりすることがあります。そのため、定期的に操作確認を行うことが推奨されます。
〇水道メーター
水道メーターは給水装置のなかで水の使用量を測定する重要な部品です。設置場所は建物の外部や敷地内で点検しやすい場所に設置されていることが多いです。定期的に水道局が検針を行い、そのデータが水道料金の算出に使用されます。漏水が疑われる場合にも水道メーターの存在が重要です。水の使用がない状態でも水道メーターのパイロットが動いている場合、漏水が発生している可能性が高いです。
水道局との関係性
〇配水管と給水装置の境界
給水装置は配水管から分岐して建物に給水されるため、配水管との接続部分が重要な境界になります。配水管は自治体が管理しますが、給水装置は所有者が管理します。
〇水道局の役割
水道局は、配水管の管理や水道メーターの検針を行います。新たに給水装置を設置する場合や調査や修理が必要な場合、指定業者を紹介する役割を担っています。漏水や水圧の低下が発生した場合、まずは水道局に連絡して状況を確認します。給水装置に問題がある場合は所有者が専門業者に修理を依頼する必要があります。業者を選ぶ際には、指定工事店であるかが重要なポイントになります。指定工事店とは水道局の厳しい審査をクリアした信頼性の高い業者です。水道局のホームページに一覧が掲載あるので確認してみると良いでしょう。
まとめ
給水装置は、水道水を安全に供給するための重要な設備であり、配水管から建物の間に設置されます。水道局が管理する配水管とは異なり、給水装置の管理は所有者にあります。この記事を参考に、給水装置の仕組みや役割を理解し、万が一のトラブルにも冷静に対応できるよう備えておきましょう!!
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