トレーサーガスで解決!コンクリート構造の見えない問題を徹底調査!
2025/01/05
こんにちは!富山全域で漏水調査や防水工事など水道工事サービスを展開しております「株式会社川原設備」です。水漏れ修理から配管の新設、さらには改修工事まで一貫して水回りのトラブルを解決しております。
建物のコンクリートにひび割れがあるけど大丈夫なのかな…」コンクリートの内部の問題は目に見えず状況が分からないため知らないうちに深刻化することもあります。しかし、トレーサーガス調査を活用すればこうした見えない箇所でも特定できます。この記事では、トレーサーガスのしくみや対応可能な素材について詳しく解説します!
目次
トレーサーガス調査の基本
トレーサーガスとは
トレーサーガスは水素などの軽くて無害なガスを使用し、その流れや漏れを追跡するために利用されます。このガスは空気中で拡散しやすく漏れがあった場合に感知できるのが特徴です。
1.ガスの注入:調査対象の配管やコンクリート内にトレーサーガスを注入します。これにより、問題箇所からガスが漏れだす状況を作ります。
2.ガスの検知:漏れたガスを専用の探知機で感知します。ガスが微量であっても反応する優れたセンサーであるため、目に見えない小さな漏水箇所も特定可能です。
3.問題箇所の特定:センサーの反応をもとに、漏水が発生している箇所をピンポイントで特定します。この方法により従来の調査方法よりも迅速かつ正確な結果を得ることができます。
トレーサーガスが対応できる素材
コンクリート
トレーサーガスは、コンクリート内部の漏水箇所の特定に有効です。コンクリートは密度が高い素材ですが微細なヒビや隙間が発生することがあります。こうした隙間をトレーサーガスは通過するため、内部構造の異常を迅速に検知できます。地下室やプール、貯水槽のように水圧がかかるコンクリートの構造物では漏水が進行すると耐久性が損なわれる可能性があります。トレーサーガスはコンクリートを破壊することなく内部の異常を検知できる特徴があります。
金属配管
トレーサーガスは鉄、銅、アルミニウムなどの金属配管にも対応可能です。金属配管は耐久性が高いですが、腐食が進んだ箇所で漏水やガス漏れが発生しやすいです。トレーサーガスは配管内に注入され、漏れ箇所から外部に流れます。このガスを高感度センサーで検知することで問題箇所を特定できます。目視や従来の方法では特定が難しい埋設管でも、トレーサーガスを利用すれば効率的に調査可能です。
プラスチック配管
ポリ塩化ビニルやポリエチレンなどのプラスチック配管にも効果的です。プラスチックは柔軟性があり軽量なため、多くの配管システムで利用されていますが温度変化や経年劣化により問題が発生しやすい素材です。トレーサーガスはプラスチックの隙間や接合部で発生する漏水箇所もピンポイントで特定できます。
その他(木材やゴム)
トレーサーガスは、木材やゴムといった特殊な素材にも対応できます。木材を使用した古い建物の設備やゴム製のパッキンが劣化して漏水を引き起こした場合でもトレーサーガスを使用すれば問題を特定できます。これらの素材は吸水性があるため漏水の広がりに気づくのが遅れがちですが、トレーサーガスを使用すれば早期発見可能です。このように、一般的な素材から特殊素材まで幅広く対応できるのが大きな魅力です。
まとめ
トレーサーガス調査は漏水を特定するために有効的な手段です。建物を破壊せずに、コンクリートや金属、プラスチックなどの幅広い素材に対応可能です。高い浸透性と感度により目視では確認できない問題も迅速かつ正確に検出します。トレーサーガス式調査は、素材や環境を問わず高品質な調査が実現できます。この機器を導入している業者は少ないため、トレーサーガスを導入している川原設備に漏水調査をお任せください!
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