トレーサーガスで解決!コンクリート構造の見えない問題を徹底調査!
2025/08/05
こんにちは!富山全域で漏水調査や防水工事など水道工事サービスを展開しております「株式会社川原設備」です。水漏れ修理から配管の新設、さらには改修工事まで一貫して水回りのトラブルを解決しております。
建物のコンクリートにひび割れがあるけど大丈夫なのかな…」コンクリートの内部の問題は目に見えず状況が分からないため知らないうちに深刻化することもあります。しかし、トレーサーガス調査を活用すればこうした見えない箇所でも特定できます。この記事では、トレーサーガスのしくみや対応可能な素材について詳しく解説します!
目次
トレーサーガス式漏水調査
どんな調査方法なのか?
トレーサーガス調査は、コンクリートやアスファルトの下に隠れた水道管の漏水を、非破壊で特定する画期的な手法です。従来の音聴棒や漏水探知機では特定が困難だった微小な漏れや、騒音環境下での調査にも威力を発揮します。
トレーサーガスとは?
トレーサーガスとは、主に窒素95%・水素5%の混合ガスです。この混合ガスは、空気よりも軽く、無色無臭で、人体や環境に無害なため、安全に調査を実施できます。また、水素は分子が非常に小さいため、コンクリートやアスファルトのような密度の高い物質も通り抜けることができます。
調査の仕組み
トレーサーガス調査では、まず水圧を抜いた配管内にトレーサーガスを注入します。すると、水漏れしている箇所からガスが地表に向かって漏れ出し、上昇していきます。調査員は、地表を高感度な専用のガス検知器でスキャンし、ガスが最も濃く検知された地点を漏水箇所と特定します。
調査の対象となる場所
- コンクリートやアスファルト下の水道管
- 床下や壁内の配管
- マンションやビルなどの共用部の配管
- プールや貯水槽の防水層
トレーサーガス調査の基本
トレーサーガス調査の流れ
トレーサーガスは水素などの軽くて無害なガスを使用し、その流れや漏れを追跡するために利用されます。このガスは空気中で拡散しやすく漏れがあった場合に感知できるのが特徴です。
1.ガスの注入:調査対象の配管やコンクリート内にトレーサーガスを注入します。これにより、問題箇所からガスが漏れだす状況を作ります。
2.ガスの検知:漏れたガスを専用の探知機で感知します。ガスが微量であっても反応する優れたセンサーであるため、目に見えない小さな漏水箇所も特定可能です。
3.問題箇所の特定:センサーの反応をもとに、漏水が発生している箇所をピンポイントで特定します。この方法により従来の調査方法よりも迅速かつ正確な結果を得ることができます。
トレーサーガスが対応できる素材
コンクリート
トレーサーガスは、コンクリート内部の漏水箇所の特定に有効です。コンクリートは密度が高い素材ですが微細なヒビや隙間が発生することがあります。こうした隙間をトレーサーガスは通過するため、内部構造の異常を迅速に検知できます。地下室やプール、貯水槽のように水圧がかかるコンクリートの構造物では漏水が進行すると耐久性が損なわれる可能性があります。トレーサーガスはコンクリートを破壊することなく内部の異常を検知できる特徴があります。
金属配管
トレーサーガスは鉄、銅、アルミニウムなどの金属配管にも対応可能です。金属配管は耐久性が高いですが、腐食が進んだ箇所で漏水やガス漏れが発生しやすいです。トレーサーガスは配管内に注入され、漏れ箇所から外部に流れます。このガスを高感度センサーで検知することで問題箇所を特定できます。目視や従来の方法では特定が難しい埋設管でも、トレーサーガスを利用すれば効率的に調査可能です。
プラスチック配管
ポリ塩化ビニルやポリエチレンなどのプラスチック配管にも効果的です。プラスチックは柔軟性があり軽量なため、多くの配管システムで利用されていますが温度変化や経年劣化により問題が発生しやすい素材です。トレーサーガスはプラスチックの隙間や接合部で発生する漏水箇所もピンポイントで特定できます。
その他(木材やゴム)
トレーサーガスは、木材やゴムといった特殊な素材にも対応できます。木材を使用した古い建物の設備やゴム製のパッキンが劣化して漏水を引き起こした場合でもトレーサーガスを使用すれば問題を特定できます。これらの素材は吸水性があるため漏水の広がりに気づくのが遅れがちですが、トレーサーガスを使用すれば早期発見可能です。このように、一般的な素材から特殊素材まで幅広く対応できるのが大きな魅力です。
トレーサーガスのメリット
圧倒的な精度の高さ
高感度なガス検知器を使用するため、わずかな漏れも見逃しません。音聴調査では聞き取ることが難しい微小な漏れでも、ガスの濃度変化を捉えてピンポイントで特定できます。これにより、無駄な掘削を避け、最小限の修理で問題を解決できます。
非破壊でコンクリート下の調査が可能
コンクリートやアスファルトを壊すことなく、漏水箇所を特定できるのが最大の利点です。これにより、工事費用や復旧作業の時間、そして周囲への影響を大幅に削減できます。建物の価値を損なうことなく、問題を解決できるため、住宅や商業施設でも安心して利用できます。
騒音の影響を受けない
音聴調査は、周囲の騒音に大きく左右されます。車の往来が多い道路や、工場などの騒音環境下では正確な調査が困難でした。一方、トレーサーガス調査は、音に頼らないため、どのような環境下でも安定した調査が可能です。
トレーサーガスの注意点
事前準備と対象箇所の確認
調査の前に、配管内の水を完全に抜き、ガスを注入できる状態にする必要があります。また、調査範囲や配管の構造を事前に確認しておくことで、より効率的で正確な調査が可能になります。
ガス漏れ箇所以外からのガスの影響
都市ガスなど、他のガスが地中に漏れている可能性がある場合は、検知器が反応してしまうことがあります。そのため、調査前にガス配管の有無を確認するなど、慎重な事前調査が必要です。
専門的な知識と技術が必要
トレーサーガス調査は、ガスの特性や配管の構造、地中の状況を正確に理解した専門家が行うべき調査です。機器の扱い方だけでなく、ガスの流れを予測する経験と勘も重要になります。そのため、業者を選ぶ際は、実績や技術力をしっかりと確認することが不可欠です。
トレーサーガス調査の費用
トレーサーガス調査の費用は、調査範囲や配管の複雑さ、業者によって大きく異なります。
戸建て住宅の場合
一般的な水道管の漏水調査であれば、3万円~5万円程度が目安です。ただし、配管の延長が長い場合や、複数の漏水箇所が疑われる場合は、費用が増加する可能性があります。
マンション・商業施設の場合
配管の規模が大きいため、費用は戸建てよりも高額になります。5万円~数十万円かかることも珍しくありません。正確な費用を知るためには、必ず複数の業者から見積もりを取り、内訳を比較することが重要です。
費用に含まれる内容
一般的に、ガス注入作業、ガス検知器による探査、調査結果の報告書作成が含まれます。掘削や修理作業は別途費用が発生するケースが多いため、事前に確認しておきましょう。
トレーサーガス調査に関するQ&A
まとめ
トレーサーガス調査は漏水を特定するために有効的な手段です。建物を破壊せずに、コンクリートや金属、プラスチックなどの幅広い素材に対応可能です。高い浸透性と感度により目視では確認できない問題も迅速かつ正確に検出します。トレーサーガス式調査は、素材や環境を問わず高品質な調査が実現できます。この機器を導入している業者は少ないため、トレーサーガスを導入している川原設備に漏水調査をお任せください!
代表取締役:川原 寛之
この記事の著者情報
富山県射水市の拠点を中心に水道・ガス配管工事を展開して創業10年。富山県射水市・富山市・高岡市・氷見市・滑川市・小矢部市・上市町・魚津市・中新川郡の指定工事店に認定。「給水装置工事主任技術者」「一級配管技能士」「一級管工事施工管理技士」の国家資格を含む計6つの専門資格を保有し幅広い水トラブルを迅速解決します!
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