トレーサーガス調査はすべての管種に対応可能!漏水を見逃さない方法
2026/03/25
こんにちは!富山全域で漏水調査や防水工事など水道工事サービスを展開しております「株式会社川原設備」です。水漏れ修理から配管の新設、さらには改修工事まで一貫して水回りのトラブルを解決しております。漏水は見えないところで進行し、気づかないうちに建物の安全性や機能に影響を与えます。原因の多くは配管の老朽化によるものです。この記事では、管種の特徴やすべての管種に対応できる調査方法について詳しく解説します!
目次
対応管種
トレーサーガス調査
漏水調査の対象となる管種は、その用途や材質によって多岐にわたります。主な用途は「水道管」「給湯管」「排水管」に分けられ、それぞれに使用される材質も異なります。
【水道管】
鋳鉄管・ダクタイル鋳鉄管
主に地中に埋設される古い水道本管で使われます。鋳鉄管は腐食しやすく、経年劣化による漏水リスクが高いのが特徴です。ダクタイル鋳鉄管は強度が高く腐食にも強いですが、老朽化による漏水は避けられません。音聴調査やトレーサーガス調査が有効です。特に深い地中に埋設されている場合は、音聴調査では周囲の騒音に影響されやすいため、非破壊かつ高精度なトレーサーガス調査が推奨されます。
鋼管
強度が高く、耐震性に優れるため、大規模な施設や公共施設で多く使用されます。しかし、金属であるため、腐食や接続部分からの漏水リスクがあります。音聴調査やトレーサーガス調査が有効です。腐食が疑われる場合は、内視鏡カメラによる内部調査も検討されます。
ポリエチレン管(PE管)
軽量で柔軟性に富み、耐食性にも優れているため、近年では水道管の主流となっています。腐食による漏水はほとんどありませんが、地震による衝撃や経年劣化で接続部分が破損するリスクがあります。音を伝えにくい材質のため、音聴調査は不向きです。トレーサーガス調査が最も効果的な方法とされています。
塩化ビニル管(VP管, HIVP管, HTVP管)
軽量で耐薬品性に優れており、住宅から工場まで幅広い用途で使われます。熱に弱いため、熱水が流れる配管にはHTVP管を使用するなど、用途に応じた使い分けがされています。経年劣化によるひび割れや、接続不良による漏水が主な原因です。音聴調査やトレーサーガス調査が有効です。特にトレーサーガス調査は、コンクリート下など隠れた場所の微細なひび割れからの漏れも確実に検出できます。
鉛管
かつては広く使われていましたが、健康リスク(鉛中毒)から現在では使用が減少しています。しかし、古い建物では未だに使われていることがあり、老朽化による漏水リスクが非常に高いです。老朽化が進んでいる可能性が高いため、非破壊で広範囲を調査できるトレーサーガス調査が適しています。
【給湯管】
銅管
熱伝導率が高く、給湯管として広く使われてきましたが、肉厚が薄いものが多いため、鉄管に比べて腐食によるピンホール(小さな穴)漏水が発生しやすい傾向があります。漏水箇所が特定しにくいピンホール漏水も、高感度なトレーサーガス調査であれば確実に特定できます。
ステンレス管
耐食性に非常に優れており、給湯管の改修工事で推奨される管種です。腐食による漏水リスクは低いですが、接続部分の劣化や外部からの衝撃による漏水は発生します。漏水箇所が外部からの衝撃による場合は目視で確認できることもありますが、内部的な問題であればトレーサーガス調査が有効です。
【排水管】
塩化ビニル管(排水用)
耐薬品性があり、排水管として最も一般的に使用されています。漏水は主に経年劣化によるひび割れや、接続部分の接着不良が原因で発生します。排水管は水道管と異なり、常時水圧がかかっていないため、漏水箇所の特定が難しい場合があります。内視鏡カメラによる内部調査や、目視、排水管専用のトレーサーガス調査が用いられることもあります。
鉄管
排水管としても使用され、耐久性がありますが、長年の使用で内部が腐食し、漏水を引き起こすことがあります。内視鏡カメラによる腐食状況の確認や、漏水箇所を目視で特定することが多いです。
管種別の特徴
塩化ビニル管
塩化ビニル管は、軽量で施工が簡単に行え耐食性が高いため長期間使用ができます。しかし、高温や衝撃に弱いため、排水管や低音用の給水管で使用されています。変色やひび割れが見られる場合は交換を検討しましょう。
ポリエチレン管
ポリエチレンという樹脂でできた配管で、軽量で柔軟性が高いため複雑な配管ルートに対応できます。施工が簡単で長寿命ですが、高温に弱く鉄管と比較すると強度が衰えます。塩化ビニル管と同様、変色やひび割れを発見した際に交換を行いましょう。
鉄管・鋼管
鉄管や鋼管は強度が高く、高温にも対応できます。しかし、腐食しやすいため定期的なメンテナンスが必要になります。赤錆が発生しやすく水道水に鉄分が混入する可能性が考えられます。赤水が出たり、水道水の臭いが強いなど異変を感じた際に交換を検討しましょう。
すべての管種に対応可能
トレーサーガス調査の特徴
トレーサーガス調査は、配管の種類を問わず調査を行うことが出来ます。あらゆる種類の管種に対応しているためさまざまな場所での調査が実現します。
トレーサーガス調査の原理
トレーサーガス調査は、配管内にガスを注入し、漏れた箇所を探知機で探す方法です。この際に使用するトレーサーガスは無害で環境にも影響を与えないため、安心して使用できます。ガスは液体よりも小さく微細な隙間からも簡単に浮上します。そのため目に見えない箇所であってもガスが漏れ出すことで、漏水箇所をピンポイントに特定できます。
トレーサーガスの利点
管種に依存しない
トレーサーガス調査は、塩化ビニル管、ポリエチレン管、鉄管・鋼管などあらゆる配管に対応できます。これはトレーサーガスが微細な隙間でも通過できるという特性を持っているため実現します。
高精度
トレーサーガスは小さな分子で、目に見えないほどの小さな隙間からも浮上する特性により精度を高く保つことができます。金属管のピンホールや樹脂管の微細なひび割れは、従来の音による調査では発見が難しかったのですが、トレーサーガス調査では特定しやすくなりました。
短時間
トレーサーガス調査は短時間で広範囲な配管を調査することができます。トレーサーガスが配管内に拡散し、漏水箇所に到達するスピードが速いため、緊急性の高い調査や広範囲な調査に適しています。
まとめ
配管にはさまざまな種類の管材が使用されており、特徴によって適切な場所に設置されています。しかし、経年劣化によって漏水が発生する場合があるため、漏水調査が必要になります。トレーサーガス調査はあらゆる管種に対応できる優れた調査方法です。それ以外にも高精度かつ効率的に漏水箇所を特定できます。早期発見をすることで、被害を最小限に抑え快適な生活環境を維持することが出来ます。最新技術であるトレーサーガス調査を導入している業者はまだ少ないのが現状です。漏水にお困りの方はトレーサーガス調査が可能な川原設備にお任せください!
代表取締役:川原 寛之
この記事の著者情報
富山県射水市の拠点を中心に水道・ガス配管工事を展開して創業10年。富山県射水市・富山市・高岡市・氷見市・滑川市・小矢部市・上市町・魚津市・中新川郡の指定工事店に認定。「給水装置工事主任技術者」「一級配管技能士」「一級管工事施工管理技士」の国家資格を含む計6つの専門資格を保有し幅広い水トラブルを迅速解決します!
----------------------------------------------------------------------
株式会社川原設備
富山県射水市戸破1224-4
電話番号 : 0766-73-3862
FAX番号 : 0766-75-6323
----------------------------------------------------------------------


