電子音聴器を使用した漏水調査!音聴棒だけではない音を聞き取る調査方法!
2025/08/06
こんにちは!富山全域で漏水調査や防水工事など水道工事サービスを展開しております「株式会社川原設備」です。水漏れ修理から配管の新設、さらには改修工事まで一貫して水回りのトラブルを解決しております。
漏水は早期発見が重要ですが、従来の目視や音聴棒だけでは特定が難しい場合があります。そんななか、注目されているのが「電子音聴器」という調査機器です。この記事では、電子音聴器の基本知識や従来との違い、さらには当店が所有している電子音聴器について詳しく紹介します!
目次
電子音聴器とは
漏水音を増幅して「見える化」する
電子音聴器の基本知識
電子音聴器とは、漏水箇所から発生する微細な音や振動を検知する調査機器です。漏水による音は人間の耳だけでは聞き取りづらい場合が多く、音聴棒を使用しても特定が難しいことがあります。電子音聴器は、音を増幅し精密に分析することでより高度な調査が実現します。漏水した水が配管のひび割れや隙間から噴出する際、特有の「シュー」という音や「ザー」という振動が発生します。電子音聴器は、この音の周波数を捉えることで、漏水の有無やその場所を特定します。
電子音聴器のしくみ
電子音聴器は、漏水音を拾うセンサーと、それを解析する装置で構成されています。センサーが検知した音を増幅し、イヤホンやディスプレイを通じて調査員に知らせます。一部の機器は、音の周波数を可視化することでより正確な分析を実現しています。
この機器の最大の強みは、その感度の高さです。経験豊富なプロの耳でも聞き取ることが難しい微細な音も、機器が捉えることで漏水を発見するきっかけとなります。さらに、多くの機種では、音の大きさを数値化して表示する機能が備わっています。これにより、複数の地点で音を聴取し、数値が最も高い場所を特定することで、より正確に漏水箇所を絞り込むことができます。
電子音聴器の機能
高い精度で漏水音を捉える
高感度センサー
漏水によるわずかな振動を拾い上げるための専用センサーが備わっています。このセンサーを調査対象の配管や地面に直接当てることで、効率的に漏水音を収集します。
ノイズ除去機能
道路の交通音や工事音、周囲の生活音など、調査の妨げとなる雑音を低減するフィルター機能が搭載されています。これにより、本当に必要な漏水音だけをクリアに聞き取ることができます。
音の数値化
漏水音の大きさをデシベル(dB)などの数値で表示する機能です。音の大小を客観的なデータとして比較できるため、人間の聴覚だけに頼るよりも正確な特定が可能になります。
VP管・ポリエチレン管対応
塩化ビニル管(VP管)やポリエチレン管など、漏水音の伝わり方が異なる材質の配管にも対応できるよう、専用のフィルターや調整機能が搭載されている機種もあります。
電子音聴器の利点と効果
高感度
電子音聴器は漏水箇所を高感度で特定可能です。従来の音聴棒や目視調査では、聞き取れない微細な漏水音も、電子音聴器で増幅することで感知することが出来ます。これにより、調査箇所がピンポイントで特定でき、掘削や修繕範囲を最小限に抑えます。また、ノイズキャンセリング機能が付属しており、精度を向上させます。周囲に騒音が多い環境での調査においても、その精度を保つことができます。
効率性
高感度センサーとデジタル解析を活用することで、従来の試行錯誤を伴う方法と比較して調査時間が短縮されます。漏水箇所をピンポイントで特定できるため無駄な作業を削減します。さらに、視覚的に結果を表示する機能が搭載されることで、人間に頼っていた部分が軽減されました。時間だけでなく精度の向上にもつながりより信頼性の高い調査が可能になりました。
操作が簡単
従来の音聴棒による調査は、熟練の技術が必要でしたが、電子音聴器はデジタル化された機能によって経験が浅い作業員でも精度の高い調査が可能です。また、軽量化や操作のしやすさなど調査員の負担を軽減し、効率的な作業を実現します。調査を効率的に行うことで、迅速に修理までを完了させることが出来ます。
他の漏水調査方法との比較
音聴棒との違いを詳しく解説!
それぞれの強みを活かして使い分ける
音聴棒: 漏水調査の最も基本的な道具です。配管に直接当てて音を聴取するため、露出した配管の調査には有効ですが、地中や壁の中の微細な音を聞き取るのには限界があります。電子音聴器は、この音聴棒の限界を補うために開発された機器と言えます。
トレーサーガス式調査: 配管に水素混合ガスを注入し、漏れ出したガスを専用の探知機で検知する方法です。音が発生しないごくわずかな漏水にも対応できるため、電子音聴器では発見が難しいケースで特に有効です。
従来の方法との違い
音聴棒とは、配管や地面に直接接触させて漏水音を聞き取る道具です。持ち運びしやすく手軽に調査できますが、精度が劣る場合があります。おおよその場所を特定するのに適しており、初期診断で活用されることが多いです。
・感度:電子音聴器は音を増幅・解析できるのに対し、音聴棒は漏水音が聞き取りやすい場合に有効です。
・用途:電子音聴器は広範囲な調査や複雑な配管でも対応できますが、音聴棒はシンプルな構造での調査に限定されます。
・経験:音聴棒は音を聞き取るのに熟練の技術が必要ですが、電子音聴器であれば経験が浅い調査員でも扱いやすいです。
電子音聴器の使用例
あらゆる場所の漏水に対応
露出配管の調査: 水道メーター、給水栓、蛇口の接続部など、露出している配管にセンサーを当てて音を聴取します。特に、水道メーターが動いていないか、使用していない時間に確認することで、漏水の有無を判断する手がかりになります。
地中埋設管の調査: 路面や土壌の上に直接センサーを置き、地中を通って伝わる漏水音を捉えます。音の大きい場所を特定し、その周辺をさらに細かく調べることで、漏水箇所を特定します。
宅内配管の調査: 床下や壁の内部にある配管の漏水を調べる際は、壁や床にセンサーを当てて音を聴取します。この場合、ノイズ除去機能が非常に重要になります。
フジテコムのスマート漏水探知機
LDR-20
「LDR-20」の特性
フジテコムの「LDR-20」は、電子音聴器のなかでも優れた性能をもつ機器です。この機器は当店で所有しており、幅広い現場で活躍しています。
・高性能フィルタ
55種類のフィルタ設定を備え、漏水箇所から発生する幅広い音域に対応できます。微細な漏水音から高周波のノイズまで状況に応じてフィルタを選択することで調査精度が向上します。
・スマホアプリとの連携
専用のアプリを利用することで、調査データの記録や管理が実現します。調査データの可視化や軌跡表示を行うことで効率化をサポートします。
まとめ
電子音聴器は、漏水調査の精度と効率を向上させるツールです。従来の音聴棒と比較し、微細な漏水音の検知やデジタル解析による正確な調査が実現します。フジテコムのスマート漏水探知機「LDR-20」は漏水箇所を迅速に特定する信頼性の高い機器です。当店で導入しているこの機器を使用し、漏水のお悩みを解決させましょう!
代表取締役:川原 寛之
この記事の著者情報
富山県射水市の拠点を中心に水道・ガス配管工事を展開して創業10年。富山県射水市・富山市・高岡市・氷見市・滑川市・小矢部市・上市町・魚津市・中新川郡の指定工事店に認定。「給水装置工事主任技術者」「一級配管技能士」「一級管工事施工管理技士」の国家資格を含む計6つの専門資格を保有し幅広い水トラブルを迅速解決します!
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