株式会社川原設備

上水と下水の役割や仕組み

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上水道と下水道の違い!
上下水道の基礎知識を解説!

上水道と下水道の違い!上下水道の基礎知識を解説!

2025/08/07

こんにちは!富山全域で漏水調査や防水工事など水道工事サービスを展開しております「株式会社川原設備」です。水漏れ修理から配管の新設、さらには改修工事まで一貫して水回りのトラブルを解決しております。

当たり前に使用している水道ですが、上水道と下水道が存在するのをご存じですか?上水は飲み物や生活用水を支え、下水は使用した水を処理する重要な役割を果たしています。このふたつは密に関係しており、生活や環境を支える基盤になっています。この記事では、上水道と下水道の基本的な仕組みや役割、違いについて紹介します!

目次

    上水道とは

    上水道の役割

    上水道は、普段使用する水道水や生活用水を供給するための設備です。河川、湖、地下水などが水源になっており、これらの水はそのままでは使用できません。浄水場でろ過、沈殿、消毒などの処理を経て安全で清潔な水として家庭や施設に届けられます。このように上水道は、日常生活を支える重要な役割を果たし、飲料水や調理、洗濯や掃除など多岐にわたる用途で利用されています。災害時には非常用水としても重要な役割を果たします。

    上水道のしくみ

    上水とは、私たちが飲む水や料理に使う水、お風呂や洗濯に使う水など、生活に必要な安全な水を供給するシステムです。

    供給源: 主に河川や湖沼、ダム、地下水などから取水します。

    処理: 浄水場では、取水した水をろ過したり、塩素で消毒したりするなどの処理を行い、厳しい水質基準をクリアした安全な水に変えます。

    供給方法: 各家庭に安全な水を届けるため、ポンプで加圧して供給されます。そのため、蛇口からは一定の水圧で水が出ます。

    上水は、水道法に基づいて厚生労働省が管理しており、安全で美味しい水を安定して供給することが最も重要な役割です。

    下水道とは

    下水道の役割

    下水道は、使い終わった水や雨水を集めて処理するための設備です。この設備は汚水が流れ込み、環境汚染や衛生問題が起きるのを防ぎます。下水道は衛生環境を保ち、洪水を防ぐ役割を担います。このように、下水道が適切に機能することで地域全体の衛生状態を高めることができます。

    下水道のしくみ

    下水とは、家庭や工場から排出される汚れた水(汚水)や、雨水を処理し、環境を守るためのシステムです。

    処理: 下水処理場では、微生物の力を借りて汚物を分解したり、沈殿・ろ過・消毒などの処理を行い、環境に影響が出ないように浄化します。

    排水方法: 汚水は、下水管の勾配を利用して自然に流れるように排水されます。上水のような高い圧力はかかりません。

    下水は、下水道法に基づいて国土交通省が管理しており、私たちの生活を清潔に保つとともに、河川や海の水質を保全する役割を担っています。

    上水と下水の違い

    項目別比較表

    項目
    上水
    下水
    役割
    飲用・生活用水の供給 
    汚水・雨水の処理と排出 
    水の種類
    浄化された安全な水 
    生活排水、雨水 
    目的
    飲料水供給と公衆衛生の確保 
    汚水処理と水質保全 
    水圧
    ポンプで加圧して供給 
    自然流下で排水 
    処理施設
    浄水場 
    下水処理場 
    管理省庁
    厚生労働省 
    国土交通省 
    料金
    水道料金(基本料金+使用水量) 
    下水道使用料(汚水排出量) 
    料金の算出
    水道メーターの使用量で算出 
    上水道の使用量から算出 

    目的や法令の違い

    上水道:「水道法」に基づいて厚生労働省により管理されており、水質基準を定めています。安全な水を供給するために細かい規制があるのが特徴です。

    下水道:生活排水を処理するための設備で環境保全を目的に行われており、国土交通省が定める「下水道法」に基づき排水基準が設定されています。

    ※2024年4月から上下水道は国土交通省に一元化され、管理体制に変化が生じています。

    供給方法の違い

    上水道:ポンプで圧力をかけて水を供給します。水道法では配水管から給水管に分岐する箇所での水圧が定められています。この圧力によって水が安定して供給されています。

    下水道:下水道は基本的に自然流下を利用して配水を行っています。排水管には勾配がつけられ重力を利用して汚水を流します。しかし、地形によっては汚水専用のポンプを設置するなど工夫が施されています。

    水道管の違い

    上水道:上水道に使用される管種は、耐久性や水質保持を重視して選定されています。上水道には鋳鉄管やポリエチレン管が使用されることが多く、給水管にはポリエチレン管や塩化ビニル管が用いられる地域もあります。

    下水道:耐久性と大容量を重視されて選ばれています。大雨時には洪水を引き起こさないような設計がされています。小規模の排水管には塩化ビニル管、大規模の排水管にはコンクリート管やプラスチック管が採用されています。

    上水と下水の料金はどう決まる?

    水道料金と下水道使用料は、それぞれ異なる方法で算出されます。

    水道料金(上水): 料金は、水道メーターで計測された使用水量に基づいて計算されます。基本料金に加えて、使用した水量に応じて料金が加算される仕組みが一般的です。

    下水道使用料(下水): 下水道使用料は、原則として水道メーターで計測された上水道の使用量と同じ水量とみなして計算されます。これは、私たちが使った水はほとんどが下水として排出されるという考え方に基づいています。

    料金体系は自治体によって異なるため、お住まいの地域の料金表を確認することをおすすめします。

    「中水」とは何か

    上水と下水だけじゃない!

    中水の役割

    上水と下水のほかに、最近注目されているのが「中水」です。中水とは、上水と下水の中間に位置する水で、再利用を目的として浄化された水のことです。

    役割: 飲用には適しませんが、トイレの洗浄水や散水、工業用水など、飲用以外の用途に再利用されます。

    種類: 雨水をろ過・消毒して利用する「雨水利用」や、一度使った生活排水を浄化して再利用する「生活排水再利用」などがあります。

    メリット: 中水を利用することで、上水の使用量を減らすことができ、水道料金の節約につながります。また、限りある水資源を有効活用できるという環境面でのメリットもあります。

    大規模なビルや公共施設では、中水を利用するシステムが導入されていることが多く、近年では一般家庭でも雨水タンクを設置するなど、中水利用の取り組みが広がっています。

    上水と下水の歴史と未来

    これからの課題

    日本の上水道・下水道の歴史

    日本の近代的な上水道は、1887年に横浜で初めて整備されました。その後、コレラなどの伝染病対策として全国に広まりました。下水道はさらに遅れて普及が進み、特に高度経済成長期には人口の集中に伴い、生活排水による水質汚染が深刻化したため、全国的に整備が進められました。

    上水と下水の未来の課題

    現在、日本の水道インフラは多くの課題に直面しています。

    老朽化: 高度経済成長期に整備された水道管や下水管が老朽化し、更新費用が大きな負担となっています。

    人口減少: 水道事業の収益基盤である人口が減少しているため、事業経営が厳しくなっています。

    環境負荷: 異常気象による豪雨災害など、下水処理能力を超える事態も増えています。

    こうした課題を解決するため、ICT技術を活用した効率的な維持管理や、再生水利用など、新たな取り組みが始まっています。

    まとめ

    上水道は飲料水や生活排水を供給し、下水道は使用後の汚水を処理する設備として私たちの生活を支えています。それぞれの役割やしくみ、管種や供給方法には違いがあります。これらが適切に機能することで、安全かつ衛生面が保たれています。上水道と下水道の違いを理解することで、トラブル時にも適切に対応できるでしょう。

    代表取締役:川原 寛之

    この記事の著者情報

    富山県射水市の拠点を中心に水道・ガス配管工事を展開して創業10年。富山県射水市・富山市・高岡市・氷見市・滑川市・小矢部市・上市町・魚津市・中新川郡の指定工事店に認定。「給水装置工事主任技術者」「一級配管技能士」「一級管工事施工管理技士」の国家資格を含む計6つの専門資格を保有し幅広い水トラブルを迅速解決します!

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    株式会社川原設備
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