屋外の漏水対策!露出配管工事のポイントを紹介
2025/02/07
こんにちは!富山全域で漏水調査や防水工事など水道工事サービスを展開しております「株式会社川原設備」です。水漏れ修理から配管の新設、さらには改修工事まで一貫して水回りのトラブルを解決しております。
屋外の漏水は放置すると水道料金の増加や建物へのダメージを引き起こす可能性があります。目に見えない埋設配管と比較すると「露出配管」はメンテナンスがしやすく漏水の早期発見に役立ちます。この記事では、露出配管の基礎知識から工事方法について詳しく解説します!
目次
露出配管とは
外部に露出した状態の配管
露出配管の特徴
露出配管とは配管を壁や地面に埋め込まずに露出した状態で設置する方法のことです。次のような場合に取り入れられることがあります。
・建物の改修工事で配管経路を新設する場合
・地中埋設が難しい場合:硬い地盤や地下施設がある場合
・配管の点検や修理を簡単に行いたい場合
・寒冷地の凍結防止策として保温が必要な場合
露出配管以外の種類
・埋設配管:地面や壁の内部に配管を埋める方法です。美観を保てますが点検や修理が難しくなります。
・壁内配管:建物の壁内部に配管を通す方法で、見た目がスッキリおさまります。
・天井配管:天井内に配管を設置する方法でオフィスビルなどで採用されることが多いです。
露出配管のメリット
・点検や修理が簡単:外部にむき出しになっているためトラブルの発見やメンテナンスがしやすい特徴があります。
・施工コストが抑えられる:埋設配管に比べて工事が簡単なため費用を抑えられます。
・凍結防止がしやすい:断熱材を巻いたり、ヒーターを取り付けるなど対策がしやすいです。
露出配管のデメリット
・見た目が損なわれる:建物のデザインによっては配管が目立つため見た目が悪くなるケースがあります。
・外部環境の影響を受けやすい:紫外線、風雨、温度変化による劣化が進行しやすいです。
・破損リスクが高い:むき出しになっているため外部からの衝撃を受けやすいため場合によっては保護が必要です。
露出配管工事
工事が必要になるケース
・古い配管の交換が必要な場合:劣化した配管を新しいものに取り替える場合に採用
・漏水の修理が必要な場合:埋設配管の修理が難しい場合、露出配管へ変更
・新築や改築工事での設置:設計段階で点検や修理の利便性を考えて採用
工事手順
1.給水を停止する:作業を開始する前に水道の元栓を閉める
2.既存の配管を取り除くための準備:必要に応じて掘削作業を行う
3.壁面の開口作業:配管が通る穴を開ける
4.新しい配管を設置する:計画に沿って配管を設置する
5.接続作業:新設と既存部分の接続を固定する
6.最終確認:水を流し正常に使用できるか確認する
露出配管の漏水
漏水の原因
・経年劣化:長期間の使用により接合部や配管自体にひび割れが発生する
・外部環境の影響:紫外線や雨風による劣化
・凍結による破損:寒冷地では水の凍結による破裂や損傷
・接続部分の緩み:つなぎ目からの水漏れ
漏水の対処方法
・水道の元栓を閉める:漏水が広がらないように水の供給を止める
・水道メーターを確認する:元栓を閉めてもメーターが回り続けている場合は漏水の可能性が高いです
・漏水調査を依頼する:信頼できる業者に調査を依頼しましょう。
・専門業者の修理を受ける:調査後スムーズに修理まで処置を受けましょう。
まとめ
露出配管工事は、埋設されていないためメンテナンスがしやすくトラブルも発見しやすい特徴があります。しかし、外部環境の影響を受けやすいため適切な施工と管理が重要です。漏水を防ぐには定期的な点検と適切な保護対策が不可欠です。万が一の漏水にも対処できるように事前に対策を行いましょう!
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