【異音の正体】排水管から音がする原因と対処法！

こんにちは！富山全域で漏水調査や防水工事など水道工事サービスを展開しております「株式会社川原設備」です。水漏れ修理から配管の新設、さらには改修工事まで一貫して水回りのトラブルを解決しております。

生活の中で耳に入ってくる異常な音、それはトラブルの前兆かもしれません。排水管の異音は無視できないサインです。自分では原因の特定が難しくどのように対処すればいいのか分からない方も多いのではないでしょうか。そこでこの記事では、排水管から音がする原因や対処法、放置すると起こり得るトラブルまで詳しく紹介します！

日常生活で発生する抜け毛や石鹸カス、食べ物のくず、油汚れが排水管内に蓄積することで水の流れが妨げられます。詰まりが発生すると排水がスムーズに行われなくなり排水管内に水が溜まります。この状態で排水を行うと水が勢いよく流れ出し、排水管内の空気と混ざり合って「ボコボコ」「ゴー」といった異音を発生させます。詰まりがある状態で使用し続けると水漏れや逆流といったトラブルにつながる可能性があります。

排水管には、排水をスムーズに行うために通気管が設けられていることがあります。この通気管が詰まったり狭くなったりすると異音が発生しやすくなります。通気管は壁内に設置されていることが多いです。通気管が詰まると水だけでなく空気がスムーズに排出されず流れにくくなります。これにより配管内の空気が変化し異音が発生します。通気管の詰まりは自分で清掃･修理が難しいため専門業者に依頼することが推奨されます。

集中豪雨や台風で雨量が増えると、排水管に流れ込む水の量も増えます。排水管の口径サイズが小さい建物では、排水処理が追いつかず空気圧が上昇することがあります。これにより、配管内の空気が押し出され異音が発生します。一時的なものであれば良いですがその後も継続的に異音が発生する場合は調査が必要になります。

油汚れや石鹸カスなどの詰まりである場合は、お湯を流すことで改善する場合があります。お湯により汚れが溶けることで蓄積された汚れが剥がれやすくなります。しかし、配管の種類や温度によっては悪化させる可能性があるため高温は避けるようにしましょう。また、お湯を流す場合は換気を十分に行うようにしてください。

配管内につまりがある場合、大量の水を一気に流すことで詰まりや空気を排出しやすくなります。水の勢いを利用して一気に流し込むのがポイントです。しかし、頑固な詰まりだった場合は水を一気に流すことで負荷が大きくなり悪化する場合があります。解消しようと試みたが、逆に悪影響を及ぼすことがあるため慎重に進める必要があります。

排水管の劣化や破損が原因で異音が発生している場合は、適切な修理や交換が必要です。調査や修理は専門知識や技術が必要になるため、正確な処置を行いたい場合は専門業者への依頼が妥当です。業者を選ぶ際は、複数の業者に見積もりを取り比較検討すると安心です。

排水管から発生する異音は、さまざまな要因がありますがどれも良くない前兆だと言えます。放置すれば大きなトラブルへと発展する可能性があるため適切な解決策を施すことが重要です。排水管や通気管の不具合、雨量の増加、排水管の劣化により異音が発生する場合が多いです。それぞれの原因に応じた対処を行い解消させましょう。普段からの清掃により詰まりを予防することができます。排水管の詰まりで生活に支障が出た場合は、川原設備までご相談ください！