水漏れ箇所の正しい乾かし方!適切な対処方法とは?
2025/03/14
こんにちは!富山全域で漏水調査や防水工事など水道工事サービスを展開しております「株式会社川原設備」です。水漏れ修理から配管の新設、さらには改修工事まで一貫して水回りのトラブルを解決しております。
水漏れ発生時の対処次第で、被害の範囲を抑え二次被害を防ぐことが出来ます。この記事では、水漏れ後の正しい乾かし方から水漏れが起きやすい箇所まで詳しく解説します!
目次
水漏れ後の乾かし方
適切な方法をご紹介!
漏水箇所の特定と止水
水漏れが発生した場合、まずは漏水箇所を特定し元栓または止水栓を止めることが重要です。水漏れが進行すると建材の劣化や電気系統のショートなど二次被害が拡大する恐れがあります。漏水箇所を特定するには専門知識や技術が必要ですがその前の応急処置として止水を行うことが重要です。
自然乾燥と送風乾燥
塗れた床や壁はタオルや雑巾で丁寧にふき取り、水分が残らないようにきれいに除去します。特に電気製品やコンセント周辺は感電やショートのリスクがあるため丁寧にふき取り安全を確保します。自然乾燥と送風乾燥を組み合わせることで効率よく乾かすことができます。晴れた日や風通しの良い場所では、換気を行うことで乾燥効果が高まります。しかし、被害が広い場合は乾燥に時間がかかるためカビを発生させる要因となります。扇風機やサーキュレーターを使用して直接風を当てることで乾かす送風乾燥の方法もあります。風通りが悪い箇所や湿度の高い場所で有効的です。完全に乾燥が出来ていないとカビや腐食に繋がるため必要に応じて送風や除湿を行いましょう。
場所別の乾燥方法
どんな違いがあるのか?
壁の乾燥方法
壁の素材は、クロス、漆喰、珪藻土、木材など多岐にわたります。壁紙などの継ぎ目部分には水分が溜まりやすく剥がれやすいため注意が必要です。漆喰や珪藻土は通気性がよいため乾燥しやすいですが、水分がシミや変色の原因になることがあります。
床の乾燥方法
床の素材は、フローリング、クッションフロア、タイル、カーペットなど様々です。フローリングなどの継ぎ目や溝は水分が溜まりやすいく放置すると反りや変形の恐れがあるため念入りにふき取りましょう。カーペットは水分を吸収しやすいため乾燥には時間がかかります。
乾燥時の注意点
1.時間をかけて乾燥させる
水漏れ後の乾燥作業は被害を拡大させないために重要な工程ですが注意すべき点もたくさんあります。まずは乾燥を急がないことが重要です。急激な乾燥は時にひび割れや変形、剥がれに繋がる場合があります。木材は急に乾燥させると反りや割れが発生しやすくなります。壁紙やクロスも同様、急激な乾燥は接着剤の劣化を進行させ剥がれや浮きの原因になります。時間をかけて乾燥させることで、建材や家具のダメージを最小限に抑えカビの発生リスクを軽減します。
2.換気を行いながら乾燥させる
乾燥させるには換気が重要になります。換気を怠ると湿気がこもりカビの発生や建材の腐食を招く可能性があります。湿った空気はカビや異臭の元になりやすいため、これらを外に逃がすことが大切です。窓やドアを開けるだけでなく扇風機やサーキュレーターを使用するとより効率よく空気を循環させることが出来ます。
まとめ
水漏れが発生した場合は、濡れた箇所を乾燥させることでカビの発生や損傷を防ぐことができます。迅速な止水と拭き取りで被害を抑え、それに加え乾燥させることで被害拡大を防止します。乾燥する際には、焦らず時間をかけて行うことや換気をしながら行うことが重要です。乾燥させる際に建材を痛めないように細心の注意を払いながら進めるようにしましょう!
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