【床下の漏水調査】見えない場所の水漏れ特定方法とは？

こんにちは！富山全域で漏水調査や防水工事など水道工事サービスを展開しております「株式会社川原設備」です。水漏れ修理から配管の新設、さらには改修工事まで一貫して水回りのトラブルを解決しております。

床下の漏水は発見しづらく、発見が遅れると建物全体の劣化やシロアリ被害を引き起こす可能性があります。しかし、床下は普段目にすることがないためどのように調査や発見すれば良いのか分からない方も多いでしょう。そこでこの記事では床下の配管構造から漏水の原因、調査方法について詳しく解説します！

給水管は蛇口やシャワーなどに水を供給する配管です。経年劣化するとひび割れや水漏れを引き起こす可能性があります。特に冬場は凍結による破裂が発生しやすいため対策が必要です。

排水管は使用済みの水を排出するための配管です。キッチンや浴室、トイレなどの排水をまとめて処理し下水道へと流します。油汚れや髪の毛、異物が詰まると逆流や水漏れの原因になることがあります。また、接続部分の緩みからの漏水も多いため定期的なメンテナンスが重要です。

給湯管は給湯器から各蛇口に温水を送る配管です。温度変化により配管の劣化が進みやすく、水漏れのリスクが高まります。また、給湯管の水漏れは発見が難しい場合があります。

築年数が20年以上の建物では配管の劣化が進んでいることが多く、破損による漏水が発生しやすくなります。なかでも鉄製の配管は錆びて腐食する場合があります。

配管の接続部分がしっかり固定されていなかったりパッキンの取り付けが緩むと水漏れが発生することがあります。そのため定期点検が重要になります。

地震は発生すると揺れにより床下配管がずれることがあります。これが原因となり接続部分が緩んだり破損して漏水につながることがあります。また、地盤沈下によって配管に負荷がかかり割れや歪みが発生する場合も少なくありません。

排水管に油汚れやゴミが詰まると水が逆流し漏水することがあります。特にキッチンの排水管では油脂や洗剤のカスが固まり、配管内にこびりつくことで水の流れが悪くなることがあります。この状態が続くと水圧がかかり破損や水漏れにつながることもあります。

音聴調査は配管内部の水の流れや漏水音を検知する方法です。水漏れが発生すると水が勢いよく噴き出す音や微細な振動が発生します。この音を音聴棒や電子音聴器を使用して調査を行います。なかでも音聴棒は周囲の雑音が大きい場所では影響しやすいため、簡易的な調査として有効的です。

トレーサーガス調査は、特殊なガスを配管内に注入しそのガスが漏れ出した箇所を探知する方法です。目視や音聴調査では発見が難しい微細な漏水を特定するのに適しています。コンクリート内部や土中など目に見えない部分でも高精度で漏水箇所を特定可能です。また、迅速かつピンポイントに特定できるため緊急性の高い場合でも活躍します。

床下の漏水は発見しづらい箇所ですが、発見が遅れると建物の耐久性に影響するため定期的な点検が重要です。漏水の兆候が見られた場合は早期に対処することが大切です。床下の漏水調査は難易度が高いため最新技術のトレーサーガス調査が行える業者であるとより高精度な修理が期待できるでしょう。川原設備では、トレーサーガス調査機器を導入し迅速かつ高精度な調査を実現します。漏水調査を検討中の方はぜひ当店にお任せください！