漏水と湧水の違いとは？見極めポイントを解説！

こんにちは！富山全域で漏水調査や防水工事など水道工事サービスを展開しております「株式会社川原設備」です。水漏れ修理から配管の新設、さらには改修工事まで一貫して水回りのトラブルを解決しております。

地面が塗れている場合、通常漏水が疑われますが、地中に配管のない場所だと「湧水」関連の疑いが考えられます。漏水は給排水設備のトラブルが原因になるのに対し、湧水は地下水が地表に湧き出している現象です。しかし、どちらも見た目は似ているため原因を特定しないと適切な対策が行えません。この記事では、漏水と湧水の違いを解説し、それぞれの症状や見分け方を紹介します！

湧水が発生すると地下や床下に水がしみ出し、水たまりができることがあります。大雨が降った後や地下水位が高い地域で現れることが多いです。水の量が多い場合は特に排水処理を行う必要があります。

湧水は一度発生すると止まることなく一定の量の水が湧き続けるのが特徴です。漏水の場合は、給水管や排水管の使用状況によって水漏れ量が変動します。

湧水が発生し続けると地面が常に湿っている状態になり、ぬかるみができることがあります。さらに、湿気がこもることでカビやコケの発生が促進されることもあります。

自宅近くに用水路がある場合、その影響で湧水のような症状が発生する場合もあります。用水路の水位変化や何らかのトラブルで建物の基礎部分や庭に水が浸透しやすくなります。特に長期間にわたって水が湧き続ける場合、用水路からの水圧が影響している可能性があるため調査が必要です。

漏水と間違えることが多いのが結露です。室内と外気の温度差により空気中の水分が水滴となって付着する現象で特に冬場に発生しやすくなります。窓ガラスや壁の表面が濡れている場合は結露の可能性が高く換気や除湿を行うことで改善できます。

天井や壁にシミができている場合、漏水ではなく雨漏りが原因である可能性があります。台風や大雨の後に天井や壁が濡れている場合は、屋根や外壁の防水処理が劣化している可能性が高いです。雨漏りは建物の外部から水が浸入するため雨天時に発生するのが特徴です。

エアコンの排水設備に詰まりが発生していると、室外機や外部の配管から水が漏れてしまうことがあります。この場合、配管を清掃･交換することで解決できる場合が多いです。

漏水と間違えやすい現象には、湧水･結露･雨漏り･エアコンの排水漏れなどがあります。それぞれ発生原因が異なり、対策方法も異なるため見た目だけで判断せず発生状況を詳しく調査することが重要です。水道メーターが回り続けている場合は漏水、雨天のみの発生は雨漏り、地下水位が高い地域は湧水、外気温と室温の差による発生は結露である可能性が高いです。誤った判断をすると不要な修理費用がかかったり問題が解決しないまま放置されることになります。根本原因を追究するためには専門業者に相談し調査を行うことが重要です。